【本の感想】アガサ・クリスティー 『運命の裏木戸』 中村能三訳

アガサ・クリスティー 『運命の裏木戸』 中村能三訳、早川書房クリスティー文庫電子書籍版)、2012年発行を読みました。

原題は『Postern of Fate』です。

親指のうずき』に続く、トミーとタペンスシリーズ第四作目にてシリーズ最終作です。老いたためか冗長で退屈な話です。

冗長で退屈な話

老人となった二人は二人で調査をしている時も、一人で調査をしている時も、長く退屈な話です。

調査相手が老人になるとさらに退屈です。老人と老人の話は繰り返しだったり、思い出話だったりします。『NかMか』かが印象的だったことは伝わってくるのですが、面白いと感じることはなく、ただただ老人の繰り言を聞いているような感じでした。

主人公も主人公の周りも老いてつまらなくなったなと思います。ただ老いたことに対してネガティブにぼやいているわけでもなく、タペンスは相変わらず行動的で明るいので、前向きな雰囲気で読むことは出来ます。

さいごに

老人の繰り言は退屈です。トミーとタペンスシリーズの重度のファンなら、彼らの歳の歩みも含めて楽しめるのでしょう。

私にはただただ退屈な話でした。

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