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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和2年前期31問目

問題

問題31 企業間競争における戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.コスト・リーダーシップ戦略を遂行している企業では、生産量を増やすについて製品1単位当たりに配分される固定費は増加するが、変動費が減少することで結果として単価当たり平均生産コストは下がる。
イ.コスト・リーダーシップ戦略を遂行している企業では、経験曲線効果が働き、コストの低減率は、製品の累積生産量が倍増することに通常10%~30%下がる。
ウ.購買頻度が高くない製品について、消費者にブランド・イメージを強く訴求し、販売方法を工夫することで製品差別化を図る。
エ.集中化戦略を遂行する際の市場の絞り込みには、市場の顕在需要と潜在需要、競争業者の状況、市場へのアクセスの容易さ等が評価の視点となる。

令和2年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:ア

標準テキスト第2版190-191ページにコスト・リーダーシップに関する記載があります。以下、引用します。

すなわち生産コスト全体を、常に一定の固定費部分と生産量に比例して増加する変動費部分に分解した場合、生産量を増やすにつれて製品1単位当たりに配分される固定費は減少する。

問題31は不適切なものを選ぶため、選択肢アが正解です。

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