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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和元年後期 28問目

問題

問題28 新規に創業した企業にとっては、外部資源の活用が経営戦略策定上の課題となる。経営資源の獲得に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.ビジネス・インキュベーターとは、ビジネスのアイデアを事業化させ、自力で生存できるように支援する機関のことである。
イ.インキュベーション・マネジャーの主たる役割は、入居企業間の相互交流を促すことである。
ウ.地方公共団体の運営する研究機関には、大学等の機関と地元の中小企業の連携を図ることにより、中小企業に必要な経営資源を提供する役割がある。
エ.大学と利益配分、リスク配分及び特許の所有権等の明確な契約を締結することで、TLO(技術移転機関)を通じて大学発の技術を活用し、中小企業が主体性を持って新規事業の創出を図ることも可能である。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:イ

標準テキスト第2版23ページにインキュベーションに関する記載があります。以下、引用します。

インキュベーションとは「孵化」もしくは「孵化器」を意味し、あたかも親が子どもを卵からかえすように、新技術や新事業を自社内で育てあげることをいう。

よって、選択肢イが正解です。

なお、相互交流を促すのはコーディネーターです。標準テキスト第2版10ページにネットワーク・コーディネーターに関する記載があります。

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