問題
問題3 営業パーソンとしての能力を高めるために行うべき自己啓発に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。
ア.営業やマーケティングの理論書を読むよりも、実際に顧客訪問を行って経験を積むほうが効果的である。
令和2年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 営業
イ.必要な情報を集める力を強化するためには、顧客の問題を自分が解決したいという使命感を持ち続けることが重要である。
ウ.営業に関する様々な理論は、過去の経験値を整理したものなので、自分の営業活動の評価基準とすることができない。
エ.商品知識、販売技術、対人能力など全ての必要知識を身に付けることは難しいので、特定分野に絞り込んで自分なりの強みを身につけることを心掛けるべきである。
解説
正解:イ
標準テキスト第三版21-23ページに営業パーソンとしての能力を高めるために行うべき自己啓発に関する記載があります。以下引用します。
これからの営業パーソンは、経験だけで目標を達成することは難しくなってきている。営業活動の付加価値が競争の決め手となっている現在は、営業パーソンの独創的な企画力や情報力が重要である。
(中略)
情報力を強化するには、問題意識を持ち続けることが必要である。問題意識は持とうと思ってもてるものではないので、厄介である。
(中略)
顧客が○○をどうかして解決したいと言っているが、その問題を自分で何とか解決してあげたいという使命感を持ち続けている状態が、問題意識を持っている状態である。
よって、選択肢イが正解です。テキストではこの後に、問題意識の内製化の条件が記載されています。
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