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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級人事・人材開発 令和元年後期 35問目

問題

問題35 OJTの進め方と特徴に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.OJTでは、まず育成目標を立てることが重要であり、上司は部下が業務上どのような能力を必要とし、どのような個性と関心を持っているのかを把握する必要がある。
イ.OJTは、日常業務の中で実施されることから、具体的な訓練計画を作成することは難しく、上司の日常業務に合わせて臨機応変に行う必要がある。
ウ.OJTを効果的に行うためには、上司は育成を考えてより難しい仕事、より多様な仕事、より権限の大きい仕事を部下に与えることが重要である。
エ.OJTは、部下一人ひとりに対して行われる方法なので、能力・個性や仕事の特性に合わせて個別的に教育できるといったメリットがある。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発

解説

正解:イ

標準テキスト第3版292-293ページにOJTの進め方に関する記載があります。以下、引用します。

OJTの進め方では、まずは上司は部下が業務上どのような能力を必要とし、どのような個性と関心をもっているかを把握し、それに基づいて育成目標を立てる。この育成目標と現状の能力とのギャップから、育成が必要な具体的な項目(訓練目標)を設定する。次に訓練目標を達成するための手段やスケジュールからなる具体的なタイムスケジュール(訓練計画)を作成して、OJTを実施する。そして最後に実施結果を評価し、次の訓練目標の設定に役立てることになる。

よって、選択肢イが正解です。

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