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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級営業 令和元年後期 33問目

問題

問題33 契約及び契約の履行に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。

ア.同窓会で久しぶりに会ったA会社勤務のXとB会社勤務のYが意気投合し、会社商品の取引を約束しても、直ちに契約は成立するとはいえない。
イ.法律で個人の所持が禁止されている物について売買の約束をしても、契約は無効である。
ウ.契約が成立したにもかかわらず、当事者の一方が契約を履行しない場合には、他方当事者は、契約の履行を求めて裁判所に訴えを提起できる。
エ.契約を履行してもらえない当事者が、契約を解除したときは、契約関係がなくなるので相手方に損害賠償を求めることはできない。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 営業

解説

正解:エ

標準テキスト第三版239ページに契約の解除に関する記載があります。以下引用します。

契約を履行してもらえない当事者は、契約を解除し、あわせてそのことによって生じた損害を相手方に賠償請求する方法が認められている(民法540条・545条3項)。

「相手方に損害賠償を求めることはできない」が誤りです。

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