スポンサーリンク

【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級人事・人材開発 令和元年後期 27問目

問題

問題27 介護保険に関する記述として誤っているものは、次のうちどれか。

ア.介護保険は、40歳以上の医療保険の被保険者が対象となる強制保険であり、65歳以上の者を第1号被保険者、40歳以上65歳未満の者を第2号被保険者として区分している。
イ.第2号被保険者に係る保険料率については、都道府県診療報酬支払基金に納付する介護納付金の額を勘案して、保険者が決める。
ウ.第1号被保険者に係る保険料は、その者の住所地の市町村又は特別区が、その者の同一世帯員の所得の合計金額に保険料率を乗じた額を、世帯主から直接徴収する。
エ.第1号被保険者に係る保険料の徴収方法には、その者から直接徴収する普通徴収と、その者に支払われる公的年金から控除する特別徴収とがある。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発

解説

正解:ウ

標準テキスト第3版227ページに介護保険に関する記載があります。以下、引用します。

第1号被保険者の保険料は、市町村の介護サービス施設の設備状況や高齢化の状況によって異なる。市町村は厚生労働省の定めるガイドラインに基づいて基準額を設定し、それを基準にしつつ所得に応じて保険料を決める。保険料の徴収は、老齢・退職年金が一定額以上の場合には同年金から特別徴収(いわゆる「天引き」)を行い、それ以下の場合には市町村が国民健康保険料と合わせて徴収を行う。

よって、選択肢ウが正解です。

コメント