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【資格試験勉強】Tableau Desktop Specialistはスコアが1足りず不合格でした


令和3年4月18日にTableau Desktop Specialistの試験に挑戦したのですが、スコアが1足りず不合格でした。

ここではTableau Desktop Specialistを受けたきっかけや勉強方法、試験を受けた感想を書いています。

一年後の令和4年3月26日に再挑戦をしています。再挑戦の感想は【資格試験勉強】試験内容が大きく変わったTableau Desktop Specialistに挑戦して不合格だった話に書いています。

Tableau Desktop Specialistを受けたきっかけ

会社にとある認定があり、その条件の中の一つにTableau Desktop Specialistの取得がありました。その認定は新しいもので、その認定に関連した人材になろうという流れが会社にありました。

無理にチャレンジすることもなかったのですが、社内でそういう認定のある人になるという選択肢も悪くないかなと思い、Tableau Desktop Specialistを受検することにしました。これがTableau Desktop Specialistを受けたきっかけです。

ちなみにTableauを触ったことはありませんし、存在も知らなかったです。

Tableau Desktop Specialistの勉強方法

勉強に使ったのものの一つは公式サイトに用意されているDesktop 1 Fundamentals(初級~中級)とDesktop 2 Intermediate(中級)の一部です。もう一つは会社が用意した確認テストです。

公式サイトの動画を見て、体験版で実際の操作をすることの繰り返しです。繰り返しといっても、カリキュラムはかなり多いため時間が足りなかったです。一ヶ月ほど土日祝だけ頑張るというスタイルでは一周しかできなかったです。

動画の音声は全て英語です。全てに字幕がつきます。途中に簡単な確認テストもあります。これらが思いのほか難しかったです。

今までTableauを触ったことはありませんし、存在も知らなかった状態からなので、慣れない英語、Tableauで使われる専門用語で頭は混乱するばかりです。ちなみに、動画内のTableauは英語版です。ダウンロードして使っているTableauは日本語版です。これでまた混乱します。言語を切り替えて操作をすればマシだったかも知れませんが、そこまで頭が回らず、動画の英語と日本語とTableauの画面とを頭の中でつなげることがなかなかできず、頭が痛くなりました。

結局、動画を見てもよく分からず、実演するところでは何度も悩みました。時間がいくつあっても足りなかったです。

それでも一通り終えてから会社が用意した確認テストをするとそこそこの点数がとれました。合格基準にとどいたり、とどかなかったりと全く安定しなかったので達成感はなかったです。ちなみにオンラインの試験では会社の用意した確認テストに近しい問題はでなかったです。そのため、試験対策としては微妙でした。実務だと違うのかも知れませんが。

試験を受けた感想

試験前

試験前のハードルが高くて心が折れました。試験に最も必要なのは折れない心なのですが、試験開始までのやりとりで40分ほど使うことになり、これが試験以上に疲れました。

試験を終えてから感じたのは試験にはPCスキル、英語スキル、翻訳文の読解力、Tableauのスキルが必要だということです。

PCスキル

試験を開始するまでが大変です。通信速度の都合上、シンガポールにつなげて操作をします。その速度は快適とは言いがたく、試験官には英語で「それでいいのか」と聞かれました。その聞かれた意味も直ぐに分からず苦労しました。

英語で指示されながらあれやこれやをするのですが、試験官との通信の遅れがひどくまともに対応できなかったです。しかもいきなり通信を切断されました。その後どうするかは英語のメールが届いているのですが、そういう話も無く、自分でメールを確認して初めて気づく状態です。

試験官が変わって再開をするのですが、Tableauまでたどり着きません。VPNやZOOMのなんやかんやをリモートで操作してもらってようやく試験の準備が整いました。もちろん指示は英語です。試験官はこういうことに慣れていたのか、このあたりは比較的にスムーズでした。

英語スキル

普段、英語とは無縁の生活をしていることもあり、試験官の言葉が全く分かりません。さっぱりです。チャットでやるまでが一苦労でした。試験官が代わってからはチャットでやりとりをするのですが、その言葉ももちろん英語です。PCスキルが無いと分からない単語もあります。英語とPCの用語が分からないと二重苦です。

試験官と私とでグーグル翻訳の画面を共有してやりとりをするところまでは本当にストレスです。ちなみに共有してからは比較的スムーズに出来ました。

PCのカメラを動かして部屋を見せたり、証明書を見せたりなどが、実際に試験を開始するまでのやりとりです。試験中は試験官とのやりとりがないのでスムーズに進みました。

翻訳文の読解力

試験問題は日本語ですが、癖のある日本語です。翻訳独特のなんともいえない感じの文章です。ここでTableauのスキルが弱いとその翻訳もあいまって何を出題されているかが分かりにくいです。こればっかりは慣れだと思いますが、ここでも余計に頭を使うことになります。

Tableauのスキル

これは言わずもがなです。とにかく反復して動画を見たり、演習を繰り返さないと私のように不合格になります。なんとなく分かった、なんとなく出来てるレベルのスキルだとあとちょっとが足りなくて悔しい思いをすることになるでしょう。

私は悔しかったですが、同時に試験開始までにかかる時間の長さもあって、不合格とはいえ、悔しさよりもようやく終わったという気持ちの方が強かったです。

試験時間は60分ですが、準備も合わせて1時間30分から2時間ある試験だと思った方がいいです。

Tableau Desktop Specialistの結果

Tableau Desktop Specialist Exam Summary

スコアは54/78(69%)でした。あと1足りなかったです。項目別は以下の通りです。

項目別でみるとExploring and Analyzing DataとUnderstanding Tableau Conceptsは80を超えており、Connecting to and Preparing DataとSharing Insightsが60前後と微妙でした。特にSharing Insightsは60を下回りました。

それぞれが何を意味しているかはいまいち分かりませんが、Tableauの操作はできていても、基礎の知識が弱かったということでしょう。

Justin DixonsさんのTableau Specialist Exam Notes — Part 1: Connecting to and Preparing DataTableau Specialist Exam Notes — Part 3: Sharing Insightsを読むとそう思います。どの問題の何が間違っていたかは教えてもらえないので、想像でしかないのが残念なところです。

振り返ってみて反省したこと

操作をしてなんとなく分かった気になるのではなく、ちゃんと基礎から動画を見て、用語などをメモするような勉強をすべきだった。そのための時間を確保すべきだった。
試験開始までの準備は準備と割り切って試験に挑むべきだった。

これらが反省点です。試験準備は「こんなもんだ」と割り切っていれば合格したかなと思っています。まあ準備不足と当日の絶対やるぞという気持ち不足ですね。

ちなみにですが、もっさりとした環境での操作でしたが、普通にやれば時間は余ります。しかし、見直そうとすると時間が足りません。見直してミスと思われるところを何カ所か修正もしたので、とにかく落ち着いてやればいいと思いました。

今思うと試験開始直前のPC環境以外の話は全ての試験に通じる話です。

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