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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級営業 令和2年後期 27問目

問題

問題27 組織的営業の取組に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。

ア.営業の役割は売ることに専念することなので、収集した顧客からの生の情報は、企画開発部門など、社内関係部門に伝えればよい。
イ.会社の活動を効率的に改善するために、営業現場はジョブローテーションに取り組み、組織のフラット化などの政策面は人事部門などに一任する。
ウ.組織的営業の基本は、外部組織、他企業との連携を活用することにより、新たな事業チャンスを獲得することである。
エ.外部事業者の資源を活用して、自社単独では出来ない製品サービスの開発やサービスを提供できるよう、ニーズやシーズがないか日頃から注意するように努める。

令和2年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 営業

解説

正解:エ

標準テキスト第三版190-194ページにアフターサービスの実施ポイントに関する記載があります。選択肢ごとに該当部分を引用します。

選択肢:ア

顧客の購買段階・使用段階でのニーズや意見は、ディーラーや営業担当でなければ把握できないことが多いので、これらの問題を解決するために顧客窓口である営業責任者が積極的にリーダーシップをとり、企画・開発・販売に関するアイデア提供や意思決定の迅速化を促し、対顧客対応のスピードを上げ、市場をリードしていく役割を担わなければならない。

選択肢:イ

営業の現場は、会社の活動を効率的に改善するために、売るための仕組みと運用改善のきっかけになるような積極的提言を常に心掛けることが必要である。
もう1つは、全社的な意識や情報の共有化促進のために、社内インターンやジョブローテーション、組織フラット化など人事政策面からの施策が展開できるよう、具体的事例を示しながら提案していくことも必要である。

選択肢:ウ

その中で、複雑な解決策に社内外を含め、広範な組織力を結集して団体戦で効率的な営業活動を行うのが組織営業である。

選択肢:エ

外部事業者の資源を活用して、自社単独ではできない製品サービスの開発やサービス提供を行い、それぞれの相手先とWINーWIN関係を構築し、相互の事業拡大に結びつけることができるので、営業の最前線にいる者は、このようなニーズやシーズはないか日ごろから注意しておくことが重要である。

よって、選択肢エが正解です。

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