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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和元年前期 38問目

問題

問題38 経営分析手法に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.経営比率分析を行う場合、基本的に必要とする決算書は、貸借対照表と損益計算書であるが、これらに加え、キャッシュ・フロー計算書も重視されている。
イ.経営比率分析における比較分析手法には、標準比較(同業種・同規模の企業の標準値との比較)、期間比較(当期と前期、前々期との比較)及び他社比較(競合企業の各種経営比率の比較)等がある。
ウ.経営比率分析においては、一般に、収益性、安全性及び効率性の面から決算書を分析する。安全性を分析する場合、対象とする決算書は主として損益計算書である。
エ.企業価値最大化に向けた収益性の分析に当たっては、ROE(株主資本利益率)の分析から着手する。

令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:ウ

標準テキスト第2版221-224ページに戦略投資に関する記載があります。以下、引用します。

貸借対照表は、企業の財務状態(=ストック)を表し、毎期、各勘定科目の残高は累積していく。一方、損益計算書は企業の経営成績(フロー)を示し、会計期間が終わり翌期首になると、各勘定科目の残高はゼロに戻る。

よって、選択肢ウが正解です。

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