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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級営業 令和2年後期 11問目

問題

問題11 契約に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

ア.営業パーソンは、契約書のミスなどにより、顧客に実害を与えた場合には、全責任を負わなければならないことから、契約時には最新の注意が必要である。
イ.営業パーソンは、消費者契約法(例えば、訪問販売でのクーリングオフ期間が8日間であること)などの消費者保護規定も学んでおく必要がある。
ウ.特定商取引法とは、訪問販売、通信販売、電子契約などを対象に、事業者間の取引上のルールを定めているものである。
エ.毎月の継続的な取引において、品名、数量、価格が異なる取引の場合には、必ず売買契約書を締結しなければならない。

令和2年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 営業

解説

正解:イ

標準テキスト第三版71-73ページに契約受注に関する事務処理に関する記載があります。以下、引用します。

選択肢:ア

最も重要なことは、営業パーソンは、会社を代表して顧客と商談をすることである。営業パーソンがもし、商品説明のミス、契約書のミスなどで、顧客先に損害を与えたり、迷惑をかけた場合は、会社はその責任を負わなければならない。

選択肢:ウ

訪問販売や通信販売、特定継続的役務等、消費者トラブルを生じやすい7つの取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルールを定めている

選択肢:エ

基本契約書は、毎日とか毎月とか継続的な取引で、内容が異なるのは、品名と数量だけといった取引の場合、個々の取引のつど契約書を作成するのは非効率であり必要もないので、継続的に行われる取引の共通的な条項を決めておくものである、通常の取引は、基本契約書の規定に従って、注文書と注文請書や納品書と請求書または口頭だけで行う。

選択肢:イ

対消費者向けの営業では、「消費者契約法」
(中略)
消費者保護の規定が定められているので、関係ある営業パーソンは勉強する必要がある。

よって、選択肢イが正解です。

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