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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級人事・人材開発 令和元年前期 12問目

問題

問題12 各雇用形態に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.地域限定社員とは、転勤の範囲を一定のエリア内とする社員をいう。
イ.契約社員とは、一般的に契約期間を定めて雇用される者をいう。
ウ.労働者派遣とは、自己が雇用する労働者を他人の指揮命令下に置くことをいうので、派遣先の事業主と派遣労働者の間には雇用関係は存在しない。
エ.在籍出向社員とは、労働者との雇用関係が出向期間中において、出向先に移る社員をいう。

令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 人事・人材開発・労務管理分野 3級 人事・人材開発

解説

正解:エ

標準テキスト第二版113ページに出向と転籍に関する記載があります。以下引用します。

出向とは、どのような異動携帯であるか。「社員の身分を維持したままで、他社の指揮命令のもとで業務に従事する異動」が出向であり、それには、出向元に戻ることを予定している一時出向と、一定期間の出向の後に転籍する出向の2つタイプがある。なお、転籍(いわゆる、「転籍出向」)とは、元の会社との雇用関係を終了させ、転籍先(多くの場合は関係会社)と新たに雇用関係を結ぶ異動である。

エは「雇用関係が出向期間中において、出向先に移る」が誤りです。引用文のとおり、出向では出向元と労働者との労働契約は残ります。さらに出向先と労働契約を結びます。114ページの図表が分かりやすいです。

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