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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級経営戦略 令和元年後期 19問目

問題

問題19 経営目標に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.経営目標は、組織構成員が目指すべき方向の羅針盤となる。
イ.一般に長期、短期という視点で目標を捉えた場合、二者択一のケースがあるが、経営目標の設定においては、長期の利益を優先すべきである。
ウ.経営環境の変化に対応するため、組織構成員の多様性を重視する必要があることから、経営目標の設定に際しては、組織構成員間の共有化に配慮する必要性は低い。
エ.経営目標は、環境変化に対応するために不断の調整を必要とすることから、一度設定すれば終わりではなく、持続可能性を求めて変化させるべきである。

令和元年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験 経営戦略分野 3級 経営戦略

解説

正解:ウ

標準テキスト第2版106ページに経営目標に関する記載があります。以下、引用します。

経営目標にはある一定時点での将来のありたい姿を企業イメージや組織文化、事業構造、経営機能、業績数値といった側面から定性・定量的に明確化したものといえる。この経営目標の設定によって、
1 長期的な企業経営の指針が得られる。
2 達成すべき水準を組織構成員全員に明示できる。
3 組織構成員間での具体的な目標の共有が図れる。
4 戦略を策定するためのゴールを明示できる。
といったことが可能になるのである。

よって、選択肢ウが正解です。

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