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【資格試験勉強】【解説】ビジネスキャリア検定3級マーケティング 令和元年前期 24問目

問題

問題24 製品を市場投入する段階での「市場浸透価格政策」に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ア.新製品の発売当初から、潜在的競争力のある企業の参入が予想される脅威があり、低価格を設定し早期に市場シェアを確保する。
イ.競合製品に合わせて、ターゲットが購入する際に、製品の持つ機能や特徴の理解を浸透させて市場を占有する。
ウ.新製品発売当初は、利益を度外視してでもできる限り安い価格を設定し、市場で支配的な地位を築く政策である。
エ.この新製品は価格弾力性が大きく、大量生産によるコスト低減が可能な場合に用いられる政策である。

令和元年度 前期 ビジネス・キャリア検定試験 営業・マーケティング分野 3級 マーケティング

解説

正解:イ

標準テキスト第二版205ページに初期低価格政策に関する記載があります。以下引用します。

初期低価格政策は、新製品の発売当初から低価格を設定し、速やかに大衆市場に浸透させようとする政策である。これを別名、浸透価格政策ないしはボリューム・プライシング(volume pricing)と言っている。この政策は、新製品発売当初は、利益を度外視してでもできる限り速やかに大量市場の中で支配的地位を築くことによって、競争市場の参入を阻もうとするところにねらいがある。
この価格政策が用いられるのは、価格弾力性が大きく、大量生産によるコストの節約が可能であり、かつまた潜在的競争力の脅威が大きく、しかも消費者需要が価格に非常に敏感である場合である。

ア、ウ、エは引用のとおりです。

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